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byjill_poke
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激流スカーフゲッコウガ(+ちょっとした振り返り)

今より半年も前の日記です。最新の環境をチェケラしたいって人は某サイトを参考にしてください

【本題】
S11か12(うろ覚え)、及び第一回BattleFrontierで使用した並び。

20170724230802c86.pngゲッコウガ@こだわりスカーフ
性格:控え目
実数値:147-x-84-170(252)-91(4)-174(252) ※B個体値25
技構成:熱湯 冷凍ビーム 悪の波動 とんぼがえり

◇A132カバルドンの地震が90~106(砂ダメージ込みでほぼ激流圏内)
◇212-110カバルドンに激流*熱湯が瀕死率94.14%(210~248)

まず、なぜ変幻自在ではなく激流なのか。
変幻自在にこだわりスカーフを持たせる利点としては不一致技のダメージ量が高くなることが挙げられるが、立ち回りのなかでその恩恵を受けて勝つ試合は大して多くなかったように見えた。
冷凍ビームの火力も本来打ちたい相手に対しては不一致でも十分すぎるため、地面タイプ(主にカバルドン)に対する遂行力を飛躍的に高めることができる激流に変更。
B個体値を下げているので、カバルドンの地震に対して受けだすことで砂ダメージ込みでほぼ激流圏内に入ることができる。
水技に波乗りを採用すれば臆病でも火力のノルマをクリアできるのだが、やはり熱湯という技の追加効果はあらゆる対戦で強いので控え目にしてこちらを採用。
技を打つことで変幻自在ではないことがバレてしまうのだが、その情報は相手の意識からこだわりスカーフの可能性を完全に除外できるためむしろメリットとして機能した。(削れたコケコやゲンガーが突っ張ってくるなど)

201707242305247f6.pngカプ・コケコ@デンキZ
性格:陽気
実数値:154(68)-145(76)-119(108)-x-96(4)-200(252)
技構成:ワイルドボルト 挑発 自然の怒り とんぼがえり

◇A143ミミッキュのミミッキュZを確定耐え(129~153)
◇A132カバルドンの地震+砂ダメージで瀕死率23.83%

多くの対戦では、初手にはゲッコウガではなくこちらから入る。
当時襷激流ゲッコウガ+ミミッキュ+メガ枠を軸にした攻撃的なパーティが大流行していたため、襷を盾にした激流+水技でカウンターを受けないように電気技ではなくとんぼがえりから入るように意識した。
襷じゃないゲッコウガはそもそも引いてくるので、どう転んでも有利な状況を作ることができる。
挑発を採用することで電気Zを吐いた後に相手の積みの起点を許さない他、相手の回復手段を断つという形での崩しを可能にした。
詰めの段階に入った時の裏のボーマンダとの連携も非常に優秀。

20170309164025200.pngボーマンダ@ボーマンダナイト
性格:意地っ張り
実数値:183(100)-201(140)-151(4)-x-112(12)-172(252)
技構成:八つ当たり 地震 龍の舞 羽休め

上記のコケコと非常に相性が良い配分・技構成のボーマンダ。
自然の怒り+とんぼがえり+やつあたりでメジャーな配分のカバルドンを木の実を発動させることなく処理することができる。
このポケモンに関して個別で語ると日が暮れるのでまた別の機会にでも。今回の主役はあくまでゲッコウガとコケコ。

※コケコとマンダの配分は理由のために生きればいい人が仕上げてくれました。

【背景】


・最速スカーフゲッコウガの起用

さかのぼること、S7終了直後くらいの話。
7世代環境を牛耳っているゲッコウガ・ミミッキュの2匹に対していかにスムーズな処理を組めるかどうかが勝率に直結すると思い込んでいた自分は、とにかくここにフォーカスを当てて考えていた。
考察を進めるなかでゲッコウガの対ゲッコウガ性能に気づき、最速スカーフゲッコウガを起用するに至る。

Harvest 4th 準優勝構築+レート序盤、終盤使用構築 素早さ判定ガルーラスタン
こちらの記事の154ガルーラの「自分固有のSライン」という考え方をリスペクト。
ただのSぶっぱのゲッコウガで何を言っているんだと思うかもしれないが、当時の"スカーフゲッコウガ"に対する認識は準速A特化のとんぼがえりで相手のゲッコウガを一撃で沈めるというのがメジャーだったことに違いはない。
現に最速スカーフを採用してからしばらくの間はゲッコウガミラーで上を取られたことなど一度もなかった。

Aに補正をかけていないため、とんぼがえりで相手のゲッコウガを一撃で倒すことはできないがゲッコウガミラーで飛んできやすい技のほとんどはギルガルドで安全に受けることができる(変な技を打たれてもギルガルドが硬すぎるので別に問題ない)。
とんぼがえりからのギルガルドバックが決まれば、あとは虫の息のゲッコウガを影打ちで処理して終わり。
とんぼがえりを主体に戦っているので相手のミミッキュもほとんど苦にならず、状態異常耐性+回復ソースを両立していない相手に対してはほぼ有利に立ち回ることができていた。
それはもうウキウキな顔をしながらとんぼがえりを押していたことだろう。

しかし、誤算が発生した。
ただの偶然か、情報網のいたずらか。最速スカーフゲッコウガが、時を待たずして流行し始めたのだ。
次第に上からとんぼがえりを打たれる回数も増えていき、"自分だけが最速スカーフを使う"というコンセプトが破綻してしまった。
情報戦である以上こういう事態は避けられないこともわかっていたので、方向転換を強いられた。


・とんぼがえりループ

頭を悩ませる一方で、嬉しい方の誤算もあった。
幸か不幸か、最速スカーフゲッコウガは自分が使っていたものと全く同じ技構成(冷B/悪波/岩石/とんぼ)で流行してくれた。
カプ・コケコを使う上で唯一気になっていたダストシュート持ちのスカーフが圧倒的に数を減らしたのだ。
「ほとんどいないし、仮に打たれたとしても避ければいいやW」くらいの感覚でコケコゲッコ対面の突っ張りを自分の中で正当化することができた。

また、これと大体同じくらいの時期に襷激流ゲッコウガという生き物が大流行した。
襷を盾にした水技の押し付けにより、場合によってはコケコとの有利関係が逆転することもある強力なポケモンだ。
コケコに対して下から居座ってくるならほぼ襷激流で、それ以外なら引く。
よってとんぼがえりからのゲッコウガ引き→もう一度とんぼがえりという動きがとても安定するということに気づくのに時間はかからなかった。

しかし、初手要因をコケコに変更したことによって地面タイプに対する対処の甘さが気になりはじめた。
シュカのみとかを持たせようものならばコケコの単体性能がピチュー並みになってしまう。
ゲッコウガを自慢の激流ミズZに戻せば地面崩しは一気に楽になるが、当時の環境を浅く広く考えた時それも賢い選択ではない気がした。
その直後、思考回路がバグった。

ゲッコウガをスカーフのまま激流にすればよくないか…?

おそらく半分は深夜テンションが混じっていたのだろう。
疑い半分でダメージ計算を回す中で、思っていた以上に実戦レベルな動きが実現可能であることに気づかされた。
こうして激流スカーフゲッコウガが生まれた。
早速レートやオン・オフ大会など様々な環境に持ち込み、想定通り、いや想定以上の活躍をしてくれた。
深夜テンションも捨てがたいなと思ってしまった。

地面タイプに対する動きの再現性はもちろんだけど
【USUM】シーズン9使用構築 アグロクチート【MFR2166-12位】
【USUM‐S10最高最終2135(10位)】ノアグロクチート
(無断転載)
これらの構築にもあるような「とんぼがえりを持った襷激流ゲッコウガ」がかなり広まってくれていたことも追い風となり、どちらかといえば型の誤認によって楽に拾える対戦のほうが多かったような気もする。
ぶっちゃけ世紀の大発明ってほどの案ではないしこれ使ってGagnantになりましたみたいなのもないけど、情報戦に対してこんな感じで向き合えば楽しいんだぜってのが伝わればいいと思う。


【おわり】
謎のポリシーに阻まれて満足する結果が出た時しかブログを書かないという謎の縛りを設けていたけど、それを取り払って純粋に自分が思っていたこと、考えていた過程を等身大に書きなぐる記事を試しに書いてみました。
今までの構築記事は「強く見えるように表現せねば」という使命感からどうしても後付け感が出てしまっていたような気がしたので、脚色無しでありのままをさらけ出すのも悪くないなと思いました。
いかがでしたでしょうか?それでは、ありがとうございました。
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jill_poke
Posted byjill_poke

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読者さん  

いつも見てます。
このゲームで結果を出している人が何を考えて、どんな風に遊んでいるか興味があったので、とても面白く読むことができました。

>謎のポリシー
そのような縛りを設けているであろうことは薄々感じていましたが、深夜テンションで爆誕した謎個体の紹介とかもたまにはお願いします!

2019/01/26 (Sat) 04:42 | EDIT | REPLY |   

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