【ORAS】筋肉バンドリ〜メガバシャーモ軸バトン展開〜【シーズン10使用構築】

(シーズン10最終レート2201 最終順位5位)
【構築コンセプト】
今回は、”環境メタ”と”択を最小限に抑える”ということに重点を置いて構築を組んだ。
普段から仲良くさせてもらっているむくれねこ氏の記事【第4回ゆいおふ!使用構築】バトンメガバシャ軸積みバンドリのバトンバシャ+ポイヒガッサの並びに感銘を受け、これを軸とした。
バンドリはあくまで補完であり、基本的には殆どの相手に対してメガバシャーモのバトン展開を先に押し付けてeasy winを狙って行くことを目指した。

性格:意地っ張り
実数値:207(252)-170(4)-130-x-120-113(252)
技構成:がんせきふうじ れいとうパンチ ばかぢから ステルスロック

性格:意地っ張り
実数値:185-205(252)- 80-x-86(4)-140(252)
技構成:じしん アイアンヘッド いわなだれ つるぎのまい

性格:図太い
実数値:186(252)-x-129(224)-145-101(4)-135(28)
技構成:10まんボルト めざめるパワー(氷) でんじは わるだくみ

性格:腕白
実数値:187(252)-140-126(196)-x-90-108(60)
技構成:フレアドライブ ビルドアップ まもる バトンタッチ

性格:図太い
実数値:201(244)-x-134(228)-115-110-85(36)
技構成:アシストパワー ちいさくなる めいそう ねむる

性格:陽気
実数値:155(156)-150-113(100)-x-80-134(252)
技構成:タネマシンガン ビルドアップ キノコのほうし みがわり
【個体解説】

・バンギラス
甘えたガルーラやガブリアスを仕留めるHS封じバンギラス。知り合いのwhoさんから案を頂いた。
バシャーモが起点にできないファイアローやボーマンダを流す強力な受け駒かつ砂撒き要因。
特に相手にファイアローがいる時が積極的に選出していく。
バシャーモはビルドを一回積んでしまえば鉢巻きブレイブバードでも耐えるので、バンギラスで流してバシャーモVSファイアロー以外の対面を作ることが重要。
岩石封じによるキノガッサのサポートも可能。

・ドリュウズ
ベンチ要因。ベンチから相手の選手に睨みを利かせるのが仕事で選出率は圧倒的に低い。
ではどういう時に選出していくかというとバシャーモのバトン展開を阻害する駒が相手に複数匹いる時に、バンギラスとセットで出していく。(ファイアローとボーマンダが両方見えている時など)
風船によりガブリアスやランドロスを起点に出来るのが非常に優秀、稀なケースだがバシャーモからのバトン先になることもできる。
選出率は低いが選出した試合では非常に活躍した。選出画面でバンドリが見えていること自体が相手への選出圧力になっているため、代えの効く駒はなかなかいないだろう。

・化身ボルトロス
このパーティに置ける潤滑油。サポーターでありエースでありストッパー、”主役”ではないが彼無しでは何もかも成立しない程の重要な一匹。
バンドリやバシャーモと縦横の相性が非常に良く、スタン気味な戦い方も可能。
バシャーモの加速バトンでボルトロスにつなぐ展開が思ったより便利で、早くて硬い悪巧みボルトロスの抜き性能は申し分ない。
受け回し系の並びを崩す為の駒でもある。
ちなみに構築を組んだ当初は、マンダマンムー系の構築をメタるために雷パンチ/馬鹿力/ビルドアップ/電磁波の意地っ張りボルトロスだったが本来のボルトロスの役割を失いすぎていたため渋々普通の図太いボルトに変えた。強かったけど。

・バシャーモ
今回の主軸。Sラインはメガ後1加速で最速ゲッコウガ抜き。
バンドリとバシャーモを並べていたら地面や水が飛んで来やすいのは明白だ。では、それらの前で強気に居座って裏のエースに繋いで全抜きしてもらおうという発想になり、この腕白バトンバシャーモが生まれた。
ここまで耐久に振っていると、陽気ガブの地震程度なら確定で耐えることができる。
ガブリアスやランドロス、ボルトロス等本来苦手な相手に対してビルド守るで能力を上げて、裏のエースに繋ぐだけ。簡単。
1つしかない攻撃技スペースに関しては、格闘技を打ちたい相手は殆どビルドアップで起点にできるので、最も安定して火力の出せるフレアドライブを採用した。
バトンタッチで後続に繋ぐ=終盤まで生きているということなので、バシャーモ本来の性質である終盤のお掃除役もこなす事が十分に出来た。
バシャーモ対面で安定択を取れる身代わりガルーラの増加、また挑発ボルトロスの減少などがありこの型は非常に環境にマッチしていたと思う。

・ピクシー
抜きエースその1。最初はこの枠はアシパエーフィだったのだが、スタンパに対する安定感を上げたかったのでピクシーに変更。
ボルトロスの電磁波からの展開はもちろんだが、加速ビルドでバトンした後のピクシーの安定感は目を見張る物があった。
光の速さと鋼の硬さを手にしたピクシーがガブリアス、ガルーラ、バシャーモ、ボーマンダ、ボルトロスなどの強力なポケモンを前に余裕の表情で縮んで行く様は圧巻。
3加速で130族を抜けるため、相手にゲンガーが見えている場合できれば3加速した状態で繋ぎたい。
シーズン10で流行したガブガルボルトうんちゃら〜 のようなスタンパは殆どバシャピクシーでボコボコにすることができた。

・キノガッサ
抜きエースその2。バシャーモに飛んでくる地面技や悪戯電磁波に対して加速バトンでガッサに繋ぐ展開があまりにも強力。
”速いビルドガッサ”の抜き性能は随一で、メガガルーラさえも起点にする。
ファイアローに岩石封じを打ちたくてしょうがないのだが、スイクンカバルドンクレセリアヤドランなどの耐久ポケモンへの処理速度や無限グライオンを意識してタネマシンガンを採用した。
主に加速バトンから繋ぐので、タネガン1ウェポンの欠点であったS操作問題を解消している。
6世代はポイヒガッサにとってあまりにも窮屈な環境であるが、ビルド加速バトンから繋いだポイヒガッサはそれらを全て覆す程度の強力な抜き性能を持っているように見えたと言っても過言ではない。