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byjill_poke
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訪問ありがとうございます。
暇な時にポケモンシングルで遊んでます。

<過去に結果が出たパーティ>

【7世代】
カバマンダpart2(シーズン7最終2204、6位)

カバマンダ+激流ゲッコウガ(シーズン6最終2158,6位)

眼鏡テテフ+木の実ランドロス(シーズン5最終2159,6位)

【6世代】
ガルクレセウルガ(シーズン17最終2242+2231,1位+2位)

ジョウトオープン使用構築(最終1862、2位)

壁クレッフィ軸(シーズン15最終2204)

瞑想クレセリア入り(シーズン14最終2215+2207 5位)

カバゲッコウガ(シーズン12最終2207+2201)

クチート入りスタンダード(シーズン11最終2210)

筋肉バンドリ(シーズン10最終2201 5位)
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byjill_poke
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ザシアン+エアームド+トリトドン

こんにちは。久しぶりすぎて、はじめましての人が多いと思います。
最近知り合いに誘われて数年ぶりにクソ真面目なポケモンをやっていたのですが、突如天啓として舞い降りてきたエアームド+トリトドン(+ザシアン)の並びが凄く強かったので、大人気ない起源主張をしに参りました。
お前誰やねんってなってる人が大半だとは思いますが、書いてある内容はそこそこちゃんとしているはずなのでよければ見ていってください。

888-c.png445.png145.png227.png423-e.png778 (1)
↑最終日はこんな感じの並びで潜っていましたが、取り巻きをコロコロ変えまくっていたので構築記事というよりは「エアームド+トリトドン」の部分にだけ触れます。最終順位は44位でした。

・エアームド227.png
特性:頑丈
性格:腕白
配分:252-0-252-0-0-4
持ち物:ゴツゴツメット⇔オボンの実
技構成:まきびし/ステルスロック/羽休め/吹き飛ばし

【調整意図】
・ザシアン、マンムーなどへの行動回数を確保するためにHB特化

まきびしを撒いておくことで、ザシアンの障害となりやすいヌオーや日食ネクロズマを自然に崩すことができることに注目→とりあえずまきびし覚えるポケモンで検索。(この辺は全人類やってそう)
タイプ受けサイクル/起点回避/メタモン対策/TOD性能 ・・・と様々な好条件が揃っていたエアームドを抜擢。
何よりも特性の「頑丈」による絶対的な行動保証があまりにも偉く、様々なパーティに繰り出していける逸材だった。
ただし、こいつもトリトドンもタイプと特性だけで飯を食っているだけの貧弱ポケモンなので、体力管理を少しでもミスすると簡単に崩れる。

オボンの実を持つことで行動回数が増える場面はかなり多いが、「ザシアンへの削り」の部分を意識する場合はゴツゴツメットが強い。結局優劣はつけることができずに、どっちも強いな~って感じで落ち着いてる。

はじめはステロの枠が「挑発」だったが、挑発してる暇あったら石投げてたほうが明らかに強かったのでこうなった。
まきびしとステロのどちらを先に撒くか、もしくは撒かずにトリトドンに引くなど選択の幅が広く、使い込むにつれて意外にも深みが出ていくポケモンだったなという印象。

・トリトドン423-e.png
特性:貯水
性格:穏やか
配分:252-0-188-4-60-4
持ち物:食べ残し
技構成:波乗り/大地の力/欠伸/自己再生

【調整意図】
・A200ウーラオスの鉢巻インファイトを確定耐え
・C177サンダーの暴風を確定2耐え
・C222カイオーガの眼鏡冷凍ビームを残飯込み2耐え

エアームドとのタイプ補完力が凄まじく、加えて「まきびし/ステロ+欠伸」のシナジーが強力すぎるため流石にベストパートナー。
多くの上位ポケモンに対して行動保証を持っており、ある程度の仕事量が担保されているのはトリトドン固有の強みに思えた。
トリトドンをワンパンし得る草技に対してはザシアンとエアームドが強いというのがとても噛み合っている。

上手ぶり感が垣間見える「波乗り」採用についてだが、コンセプト的に欠伸ループの価値が非常に高いため、3割火傷でプランが崩壊してしまう熱湯よりも明確に優れていると言い切れる、はず。H252振りサンダーの身代わりを確定で割れることも大きな評価点。

・ザシアン888-c.png

色々な構成で使っていたけど、意地A特化の巨獣/じゃれ/石化/剣舞で使っていた期間が一番長いかも。
初めに着目したのは、HB特化ヌオーに対して「まきびし1回分+A特化じゃれつく2回」で78.9%の乱数で落とすことができる点。まきびしが2回以上ならもちろんのこと、まきびし1+ステロとかでも確定2発圏内になる。
強引な吊り交換などを介さずに、ザシアンで普通に技を押しているだけで崩しが成立するというのは非常に再現性が高い手段だった。

また、ザシアン軸での対処がやや難しいとされる日食ネクロズマ800-dm.pngに対しても同じような崩しが可能になったのは嬉しい誤算だった。(画像でっか)
インファイトや剣の舞があれば、まきびしと合わせて大抵のネクロズマの受け出しを許さずに強引に突破することができる。
エアームド自身が日食ネクロズマに対してかなり安定して受け出せるため、複数回まきびしを撒く余裕がありサイクルをかなり有利に運べていた。
熱風持ちのネクロズマが増加すればその限りではないかもしれないが、ネクロズマ視点ではピンポ気味な熱風を採用したところで全体勝率が上がるとは言い切れないのが難しいところだろう。

【そもそもなんでザシアンなの】
対応範囲が最大だと思っているから。ザシアンで上から殴るという行為が強すぎてプランを組み立てやすいし、相手の対策枠も大きく絞り込める。→こちらも対策の対策を講じやすい。
ザシアンと日食ネクロズマ以外の禁止伝説は、一定の型やポケモンを割り切ればレートはあがりそうっていう印象。(偏見MAX)
構築を完璧に近づける過程が楽しくてポケモンやってるみたいなところあるから、負けを構築のせいにできることが多いザシアンが結局一番やりがい感じれる。
ただ、レートを上げるとかを主目的にする場合は8世代でこのスタイルはあんまりよくないんだろうな~って自覚もある。

【構築の雑感】
シーズン中盤付近に軽いノリでエアームドを使い始めた結果、思いのほか勝ててしまいムドートドン軸をさらに掘り下げる方向にシフト。
終盤に差し掛かる時点でサブロム勝率が50勝7敗とかいう異次元のアベレージを記録していてビビリ果てていたが、さすがに対策も進んだのか徐々に窮屈さを感じていった。
とはいえポケモンは6匹→3匹で戦うゲームなので、ムドートドン選出への依存度を下げて取り巻きに多くの役割を与えることを意識して組んだ結果、そこまで勝率を落とさずに戦うことができた気はする。

【静電気、炎の体について】
圧倒的なザシアン贔屓構築に仕上がったと思いきや、ザシアンへの依存度が高いせいで静電気や炎の体でバグった瞬間立て直すのが困難になるというのはザシアン入りとしてどうなんだという気持ちで対戦をしていた。
実際のところ、特性が発動したら勝ち/発動しなかったら負けの展開でサンダーやウルガモスをぶん投げてくるプレイヤーは予想以上に多く、そういう動きに対して解答が薄いままだったのはあまり良くなかった。
これだけサンダーが強い環境で2回や3回触っておきながら静電気のおかげで負けるってのは流石にザシアン側の怠慢なので、理想はやっぱり「そもそも触らない」「触っても大丈夫」のどちらかを実現することだと思う。それが難しいから困ってるんですけどNE~

このルールさすがに面白すぎるから来月もやってしまいそう。また吉報があれば書きます。読了感謝。
byjill_poke
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【剣盾シングル】シリーズ1使用構築 火炎玉エルフーン展開【最終31位】

シリーズ1 最終順位:31位

【はじめに】
発売直後は「気合の襷ギルガルド」+「トリルミミッキュ」軸でかなり高い勝率をキープできていたが、思った以上に早い段階で認知されていったため、別の軸を考え始める。
→ ダイマックス適正のあるポケモンの中でも飛び抜けて制圧力の高い「すなかきドリュウズ」(+バンギラス)に着目。
ドリュウズミラーでの勝敗がお互いの型次第になってしまうという悩みを解決すべく投入したエルフーンが想像以上の働きを見せたので、これを軸に構築を再編。
ミラーマッチや同速勝負の展開をできるだけ避けるように意識し、改めてパーティを組み上げた。

saikyou.png

実際使った個体は配分やPPが色々とガバガバなのでレンタルIDは割愛 すまん


248.pngバンギラス@ヨプの実
性格:陽気
特性:すなおこし
実数値:197-165-130-x-120-124
技構成:噛み砕く 炎のパンチ アイアンヘッド 龍の舞

最初は岩石封じ/イカサマ/電磁波/ステルスロック@ヨプの実のサポート型で運用していたが、仕事量が安定しない点が気になった。
エルフーンの起点作成能力とバンギラスの相性が良いことに最終日前日に気づき、ドリュウズもトゲキッスも通しづらいパーティに対して自身が勝ち筋となるために「龍の舞」型に変更。
ダイマックス後にスカーフヒヒダルマなどで上から倒されないように「ヨプの実」を持たせた。
ドリュウズの187地震を耐える程度の耐久は確保したが、火力が欲しい場面も多かったのでこれもまた怪しい配分である。
技構成に関しては、ダイマックス技の性能の高さ・範囲の優秀さから「アイアンヘッド」と「炎のパンチ」はほぼ確定枠と言っても過言ではない。
一つは持っておきたいタイプ一致技は、こちらのパーティに出てきやすいポケモンを意識した結果「噛み砕く」とした。


530.pngドリュウズ@力の鉢巻
性格:意地っ張り
特性:すなかき
実数値:186-193-94-x-92-131
技構成:地震 アイアンヘッド 岩雪崩 剣の舞

「ダイロック」による瞬間的な加速があまりにも強力。
持ち物・配分ともにあらゆるパターンを試したが、とりあえず火力補正アイテムがないと絶妙に崩せない相手が多いということだけはわかっていた。
とはいえ「命の珠」はドリュウズのギリギリの耐久を著しく削ってしまうので、珠ダメージが発動しないことにより弱点保険ケアを押し付けることもできる「力の鉢巻」を採用。
ただ、今思えばトゲキッスと同時に採用してから受け気味な選出をほぼされなくなったので、きあいのタスキや半減実などの行動保証系アイテムを持たせるべきだったかもしれない。


468.pngトゲキッス@アッキの実
性格:控え目
特性:てんのめぐみ
実数値:183-x-115-166-135-131
技構成:エアスラッシュ マジカルシャイン 火炎放射 悪巧み

お急ぎで採用した個体なので最速アーマーガア抜きだけして他の配分はマジで適当。
ドリュウズとの攻めの補完に非常に長けており、大抵のパーティはドリュウズかトゲキッスのどちらかを出せば勝ち筋がもらえる、はず。
「弱点保険」はギルガルドに持たせるほうが価値を発揮することができ、となれば次の候補としては「ラムの実」がメジャーではあるが、状態異常に対する解答はエルフーンで担えることが多かったので物理に対する打ち合い性能を高める「アッキの実」で採用。
それでも絶妙に数値が足りなかったので多分もっと耐久に回した方が良い。この男、あまりにもガバガバである。


547.pngエルフーン@火炎玉
性格:臆病
特性:いたずらごころ
実数値:159-x-131-97-95-166
技構成:ムーンフォース 置き土産 追い風 すりかえ

◇ドリュウズミラーへの解答
◇起点作成
◇欠伸展開(というかカバルドン)に対する拒否
これはすなかきドリュウズ的に欲しい要素。
全部こなせるポケモンがいるわけないだろと思っていたが… いた。

シーズン1はダイマックスエースに状態異常を入れる行為がとても強い→鬼火ドラパルトなどが流行する→エースが「ラムのみ」を持ち始める という環境の流れが存在したが、「火炎玉+すりかえ」は相手のラムのみを没収しながら火傷状態にすることができるので、崩しのプランに確実性が生まれる。
「火炎玉」の発動がターン終了時なので「鬼火」と違って即時性がない点がデメリットだが、ラム貫通+命中100%+アイテム没収というメリットはそれ以上に大きかった。
また、ドリュウズを最速にしてミラーへの解答を持つというのは個人的にあまり好ましくなかったため、地面技にエルフーンを繰り出して「追い風」を打つことにより天候に関係なく上から殴れる展開を実現。
四枠目は「挑発」や「光の壁」などなどあらゆる技を試したが、最も確実に役割を遂行できそうな「置き土産」に落ち着いた。


778.pngミミッキュ@命の珠
性格:意地っ張り
特性:化けの皮
実数値:155-155-100-x-125-125
技構成:ウッドハンマー 影打ち 呪い トリックルーム

ギャラドスやトゲキッスなどの「ダイジェット」に対してトリルで切り返すための駒。エルフーンからの展開を期待できなさそうな相手に対し選出する。
「影打ち」のリーチが重要になる場面がとても多いので、「命の珠」で採用。ドリュウズとは反対に、攻撃したときに珠ダメージが発生するほうが好ましいポケモンである。
パーティの見た目がこれでもかというほどにサザンドラを遠ざけているので「じゃれつく」の必要性を感じず、PT単位で重かったドサイドンや水ロトムなどに強烈な役割破壊を行える「ウッドハンマー」に変更。一応威力120なので不一致でもまあまあな火力が出る。


681.pngギルガルド@弱点保険
性格:呑気
特性:バトルスイッチ
実数値:167-70-211-70-161-72
技構成:シャドーボール 聖なる剣 影打ち キングシールド

理由のために生きたそうな人から弱保ガルドが強いと聞いたので、技と配分を自分なりにアレンジして採用。(アレンジと豪語しておきながらHBぶっぱである)
対面性能が非常に高く、多くの対戦で1:1以上の仕事を期待できる。
ギルガルド=「きあいのタスキ」という認識が定着しつつあったのでブレード状態にもどんどん殴ってくる相手が多く、「キングシールド」はそれを明確に裏目にすることができる。
Dに少し振るとサザンドラのダイアークを耐えるようになるが、パーティ単位でそもそもサザンドラが出てこないという性質を利用してHBに振り切り。
火炎玉を押し付けたミミッキュに対して繰り出し、わずかなダメージで弱点保険を発動させるような立ち回りも可能。
終盤に流行していたアイアント入りに対して安定するようになったのも大きかった。



【後語り】

シリーズ1は雑多環境ということもあり、選出や立ち回りの中でケア対象をどこに定めるべきかが漠然としていた。
そこで、パーティの弱点を意図的に偏らせることで刺さっているポケモンを気持ちよく選出させるアプローチに挑戦。
結果として、被選出率が非常に高いドリュウズやヒヒダルマ、アーマーガアなどを強く意識した構成が狙い通りにハマる対戦を量産できた。
エルフーンの可能性に気づかせてくれた友人には圧倒的感謝。
久方ぶりの参戦となった最終日レースだが、眠気から引き起こされるプレミの連発に震えて30位付近で撤退。(ジジイ)
個人的には及第点と言える結果を残せたので、対戦するシーズンはこの程度の順位をコンスタントに維持できればな~と思っている。


saikyou.png
byjill_poke
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【USUM】シーズン7使用構築 カバマンダ【最終2204-6位】

201703051539563fe.png20170309164025200.png201707242305247f6.png201611132052385e3.png798.png350.png(⇔20170724230802c86.png20170724230004be2.png


使用TN:Soleil
◇成績:最終レート 2204 ‐ 6位
◇戦績:75勝 17敗

あらゆるレート帯において高い勝率を維持できた「カバルドン+ボーマンダ」の並びを前期に引き続き構築の軸として採用しました。
シーズンを跨いで再び同系統の構築を使うことに対してはメタ対象になるというリスクが懸念されましたが、このパーティを強く意識しすぎた構成のパーティは上位まで勝ちあがれないと予想していたため続投に至りました。


201703051539563fe.pngカバルドン@イアのみ
性格:腕白
実数値:212(228)-132-171(140)-x-110(140)-67
技構成:地震 欠伸 吹き飛ばし ステルスロック

◇c211メガリザードンYの晴れ下だいもんじを確定耐え
 (≒c147カプ・コケコのこだわり眼鏡*くさむすび) 
 (≒c179アーゴヨンのドラゴンZ*りゅうせいぐん)
◇A143ミミッキュの+2ミミッキュZ*じゃれつくを確定耐え
◎HP4n(呪いダメージ3回で木の実発動)

20170309164025200.pngメガボーマンダ@ボーマンダナイト
性格:意地っ張り
実数値:197(212)-189(52)-151(4)-x-130(156)-151(84)
技構成:八つ当たり 身代わり 羽休め 竜の舞

◇c126ポリゴン2のアナライズ*冷凍ビームを乱数二つ切り耐え
◆HB特化ポリゴン2@進化の輝石に対してステルスロック→+1八つ当たり2回で瀕死率100%(前期の記事はミスでした)
◆八つ当たりで131-100ミミッキュを最低乱数以外一発(93.7%~)
◎準速ミミッキュ抜き


201707242305247f6.pngカプ・コケコ@ウイのみ
性格:臆病
実数値:172(212)-x-106(4)-116(4)-107(92)-192(196)
技構成:ボルトチェンジ めざめるパワー氷 自然の怒り 挑発

◇c172ポリゴン2のトライアタック×2の瀕死率が13.14%
◎D>B調整
◎最速ゲッコウガ抜き


201611132052385e3.pngギルガルド@残飯
性格:控えめ(⇔生意気)
実数値:161(204)-x-171(4)-91(100)-183(100)-93(100)
技構成:シャドーボール 毒毒 キングシールド 身代わり(⇔影打ち)

◇c182カプ・テテフのシャドーボールをブレードフォルムで確定耐え
◇c151カプ・テテフのエスパーZ*サイコキネシスをブレードフォルムで確定耐え
◆シャドーボールで157-115メガクチートを確定2発
◎4振り70族抜き抜き


798.pngカミツルギ@こだわりスカーフ
性格:意地っ張り
実数値:143(68)-235(100)-152(4)-x-70(148)-153(188)
技構成:リーフブレード スマートホーン 叩き落とす 八つ当たり

◇C161カプ・レヒレのミズZ*ハイドロポンプを確定耐え
◎準速100族抜き


350.pngミロカロス@かえんだま
性格:図太い
実数値:201(244)-x-144(252)-121(4)-146(4)-102(4)
技構成:熱湯 凍える風 毒毒 自己再生
※特性:ふしぎなうろこ

・調整意図は無し

------------------------

20170724230802c86.png@ミズZ
性格:臆病
実数値:149(12)-x-89(12)-152(228)-92(4)-191(252)
技構成:ハイドロカノン 熱湯 水手裏剣 身代わり

◇A197霊獣ランドロスの地震を確定耐え
◎最速

20170724230004be2.pngミミッキュ@フェアリーZ
性格:意地っ張り
実数値:131(4)-156(252)-100-x-125-148(252)
技構成:じゃれつく 影打ち 挑発 剣の舞

※ミロカロスまでの6匹は最終レートに達した時点での構成ですが、頻繁に種族と型を入れ替えつつ対戦していたためいわゆる完成形とは異なります。



【構築の要点】

◆勝ち筋の分散 201703051539563fe.png20170309164025200.png798.png20170724230802c86.png

 行動回数を稼げるであろうタイミングでカバルドンを場に出し、削りとサイクルをある程度繰り返しつつ裏のポケモンの一貫性を作る動きは前期同様です。
 まず、S6以降初手の201703051539563fe.pngvs20170724225511500.png対面で「オーバーヒート」を打たれた経験がたったの一度もないことに気づいたため、201703051539563fe.pngの特殊耐久を晴れ下の「大文字」を確定耐えできるラインまで落として物理耐久に回しました。

 前回の功労者でもあった20170309164025200.png20170724230802c86.pngの二匹はどちらも非常に高い制圧力を持っていますが、タイプ受けや上から殴られることに対しての耐性が低いという共通した弱点があります。
 そこで今回は、高速低耐久に対する奇襲性能とビーストブーストによる抜き性能を兼ね備えた798.pngカミツルギ@こだわりスカーフを採用しました。
主にギャラドス+アーゴヨンなどの展開系ミラーマッチや、メタグロス入りのスタンパに対して強力な勝ち筋となり得ました。
「聖なる剣」は打ちたい相手(ナットレイやヒードラン)の取り巻きにボーマンダが添えられていることが多かったため、持っていてもあまり役立たないだろうと考えました。
そこで本来の役割対象である攻め寄りの構築に対して、ウルガモスなどの炎タイプが見えても選出できるように「八つ当たり」に変更しました。
+1状態の「八つ当たり」はステルスロックを併用することでカプ・コケコ、アーゴヨン、ゲッコウガなどの様々な高速低耐久を倒すことができるため‟スカーフカミツルギ”においては欠かせないウェポンの一つだったように思います。


◆ミラーへの解答201611132052385e3.png350.png

 同系列のミラーマッチでは、カバルドンをゲッコウガで牽制し、ゲッコウガをカプ・コケコで牽制し、カプ・コケコをギルガルドで牽制し…という半ば竦んでいる状態にあり、ここに対する解答は大きな課題の一つとして残っていました。
この竦みの中で比較的優位に立つことができるのは誰に対してもある程度の役割を遂行できるギルガルドですが、お互いにギルガルドでの解決を図ろうとしていた場合熾烈な択勝負になってしまいます。
そのため、ギルガルドミラーで優位に立ちやすい食べ残しギルガルドを採用。役割対象を考え、それらに対してできるだけ汎用性が高くなるような配分を心掛けました。

 ギルガルドをこの型にすることで、想像以上に繁殖してしまった激流身代わりゲッコウガに対するマークが甘くなりました。そこで新たに採用したのが、201703051539563fe.png20170309164025200.png201611132052385e3.png20170724230802c86.pngに対して幅広く役割を持つことができる350.png@火炎玉です。
 レート2050程度から急遽採用することになりましたが、メタグロスやガルーラ、クチートなどの物理を主軸としたパーティに対しても非常に刺さりがよく偶然にも勝利に貢献してくれた一匹です。
しかしゲッコウガと比較して、霊獣ボルトロスやメガリザードンYなどの中速特殊高火力に対してペースを握られやすいという弱点も同時に理解することができました。

◆型バレを利用する201707242305247f6.png

 シーズン終盤に差し掛かる直前、何人かのカバマンダ使用者の「型を一点読みされることが多くなってきた」という話を聞いていました。私も例外ではありません。
 特に露骨なのが、201707242305247f6.pngカプ・コケコの毒羽型の一点読みでした。そのため、「毒毒」警戒で鋼タイプに引く動きに対して問答無用で削りを入れることができる「自然の怒り」と、20170724225511500.pngなどの電気Zを無視した突っ張りに対して削りを入れつつ交代ができる「ボルトチェンジ」を採用。
そして「自然の怒り」と併用することで低速サイクルに対する崩しの手段にもなり得る「挑発」と、霊獣ランドロス+メタグロスの並びに対して役割を持ちやすくするために「めざめるパワー氷」を採用しました。

 以前の毒羽コケコと同様に特性「ダウンロード」で攻撃が上がる調整にしているため、ポリゴン2が「毒毒」一点読みのクチートバックをしてくる対戦は非常に多く、想定通りの勝ちを得ることができました。


【使用ポケモンの推移】
1500→1850
201703051539563fe.png20170309164025200.png201707242305247f6.png201611132052385e3.png20170724230802c86.png20170724230004be2.png

1800→2050
201703051539563fe.png20170309164025200.png201707242305247f6.png201611132052385e3.png798.png20170724230802c86.png

2050→2200
201703051539563fe.png20170309164025200.png201707242305247f6.png201611132052385e3.png798.png350.png


92戦でレート2200越え+最終1ページ目という私個人では今までにない好成績を残すことができましたが、完成度としてはどの構成にカスタマイズした状態でもしっくりくることがほとんどなかったので、パーティ作りの難しさを再認識しました。
どんなパーティにも理想形というものは存在せず、常に環境に合わせてチューニングしていくことの大切さを学んだシーズンでした。
改めてシーズン7お疲れ様でした。
byjill_poke
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【SM】シーズン6使用構築 カバマンダ+激流ゲッコウガ【最終2158-6位】

201703051539563fe.png20170309164025200.png20170724230802c86.png201707242305247f6.png201611132052385e3.png201707242308047a8.png

◇成績:最終レート 2158 ‐ ??位
◇戦績:117勝 48敗

環境で最もメジャーな受け役であったポリゴン2を崩しの対象に定め、様々な方法で処理ルートを取りつつ汎用性を失わないことを意識しました。
できるだけ命中安定技で固まるように心がけた結果、崩しと打ち合いの両方に優れるメガボーマンダが軸として最適だと判断しました。

201703051539563fe.pngカバルドン@イアのみ
性格:慎重
実数値:212(228)-132-151(100)-x-126(180)-67
技構成:地震 欠伸 吹き飛ばし ステルスロック

◇c211メガリザードンYの晴れ下オーバーヒートによる瀕死率21.45%
◇A143ミミッキュの+2フェアリーZ*じゃれつくによる瀕死率23.83%
◎HP4n(呪いダメージ3回で木の実発動)


20170309164025200.pngメガボーマンダ@ボーマンダナイト
性格:意地っ張り
実数値:197(228)-191(68)-151(4)-x-130(156)-149(68)
技構成:八つ当たり 身代わり 羽休め 竜の舞

◇c126ポリゴン2のアナライズ*冷凍ビームを乱数二つ切り耐え
◆HB特化ポリゴン2@進化の輝石に対してステルスロック→+1八つ当たり2回で瀕死率88%
◆八つ当たりで131-100ミミッキュを確定一発(100%~)
◎準速ミミッキュ抜き


20170724230802c86.pngゲッコウガ@水Z
特性:激流
性格:臆病
実数値:157(76)-x-90(20)-151(220)-92(4)-182(188)
技構成:ハイドロカノン 熱湯 水手裏剣 身代わり

◇ A216ランドロスの地震を乱数二つ切り耐え
◆ 191-115のポリゴン2@進化の輝石に対して熱湯が60~72、激流*水Z*ハイドロカノンが148~175
◎ 最速ジャローダ抜き


201707242305247f6.pngカプ・コケコ@オボンのみ
性格:臆病
実数値:175(236)-x-106(4)-123(60)-107(92)-181(116)
技構成:10万ボルト リフレクター 毒毒 羽休め

◇ A233メガバシャーモのフレアドライブを確定耐え
◇ c182カプ・テテフのムーンフォースをオボン込み2耐え(53.1~62.2%)
◆ EF*10万ボルトで131-125ミミッキュに対して76~90
◎ 最速メガルカリオ抜き


201611132052385e3.pngギルガルド@鋼Z
性格:意地っ張り
実数値:159(188)-112(252)-170-x-170-89(68)
技構成:影打ち アイアンヘッド 剣の舞 キングシールド

◆ ステルスロック→+2ハガネZ*アイアンヘッドでHB特化のカバルドン・輝石ポリゴン2を確定


201707242308047a8.pngポリゴン2@進化の軌跡
特性:アナライズ
性格:生意気
実数値:191(244)-101(4)-131(172)-126(4)-139(92)-72
技構成:恩返し 冷凍ビーム イカサマ 自己再生

◇ A197メガボーマンダの捨て身タックルをほぼ2耐え
◇ C147カプ・コケコの拘り眼鏡*EF下10万ボルトをほぼ2耐え
◆ アナライズ*恩返しで145-105カプ・コケコを確定2発



【構築の要点】

◆サイクル+ステルスロック展開による崩しへのスイッチ 201703051539563fe.png20170309164025200.png


このパーティはカバルドンは物理受けではなくステロ欠伸による起点作成型となっていますが、初手にはカバルドンの起点作成を阻害してこようとする駒が非常に出てきやすいため別のポケモンから入って打ち合い+流しを行い、安全なタイミングでカバルドンを繰り出していく対戦が多いです。
またカバルドンを後発から繰り出したいもう一つの理由として、相手のミミッキュ20170724230004be2.pngの対処があります。
初手のカバルドンでステロ欠伸をしながら切る→裏のエースを繰り出す… といった一直線な展開は、相手の後発ミミッキュに対しての数的不利を取りやすいのは明らかです。
そのためある程度のサイクル戦をして相手のミミッキュの化けの皮を剥がすタイミングを少しでも探り出すことが、裏のエースの一貫性を作ることに繋がります。
ミミッキュというポケモンが環境に存在する以上、最低限のサイクルを回せるという要素は殆どのパーティに不可欠であると考えています。

後発で繰り出した時はもちろん、初手に置いたときも多くの攻撃を耐えて多くの行動回数を確保できるように、D振りベースで半分回復の木の実を持たせました。
オボンのみではない理由は、ギルガルドやメガリザードンYのようにギリギリで耐える攻撃を被弾する回数が多いと感じたためです。

主軸となるメガ枠のボーマンダは構築のテーマ通り、ステルスロックが入った状態でなら後出しのポリゴン2を竜の舞+恩返し2発で落とせる配分としました。
自己再生から入られてしまうと急所待ちのゲームになってしまうのですが相手視点それは非常にリスキーな行動なため考えにくいです。
基本的にアナライズ冷凍ビーム耐えと恩返しによる確定2発の両立は考慮されないので、実戦では必ず冷凍ビームを打たれました。


◆Z技による考慮外からの奇襲20170724230802c86.png201611132052385e3.png


今回採用した激流ゲッコウガは水技3W+身代わりという異端すぎる構成になっていますが、最も勝率に貢献してくれたと言っても過言ではない存在です。
ゲッコウガは技範囲の広さから非常に受けが効きづらいポケモンであり、安全に受けるならばポリゴン2201707242308047a8.pngによる数値受けが最も現実的、という共通認識があるでしょう。
そこで、ポリゴン2の被選出が高いとわかっているならば、ポリゴン2を崩せる構成にすればいいという単純な発想によりこのポケモンが生まれました。

まずシーズン5~6中盤までのポリゴン2は電気技やノーマル技の搭載率が低かったため、水・悪タイプのまま身代わりを張ることでアドバンテージを稼ぐことができると判断しました。
そしてこの身代わりは能動的に激流を発生させることができるため、リザードン20170724225511500.png20170724225512109.png、メタグロス20170724224819712.pngなどの強力なメガシンカに対しても対面から勝つことができるようになります。
攻撃技は激流+水Zによる最大火力を押し付けられるハイドロカノンは必須として、次に中レート帯に多かったバシャーモ入りの展開構築にイージーウィンするために水手裏剣を採用。
4枠目は最も悩みましたが、軽視しがちなテッカグヤに対して追加効果を引けば身代わりを残せるようになる熱湯を採用しました。
氷技を切ることはボーマンダに対しての有効打を失うという大きな欠点がありますが、パーティの見た目上被選出率が低いことに加え、ステルスロックが撒けていれば激流+Z技によるゴリ押しが十分可能であるためこのような技選択となりました。

カバマンダガルドのギルガルドは残飯毒毒型であることが多く、実際に初めに採用した型も穏やか残飯ギルガルドでした。
しかし、バンギラスやカプ・レヒレなどの中堅ポケモンに苦戦を強いられることが多かったため、それらに対して取りこぼさないように物理剣舞型に変更しました。
またギルガルドをポリゴン2に対して繰り出すと毒毒を警戒した引きをされることが多く、後ろから出てきた相手(ゲンガー、カプレヒレなど)に対して物理技が非常によく刺さりました。

これらの2匹は、「Z技のタイミングを読まれにくい」 「タイプ受けで無効にされにくい」という共通点があります。
7世代シングルバトルにおいてZ技の成功率は勝率に直接大きく影響すると言っても過言ではないため、できるだけ確実に、そして大きな損害を与えられるように意識して構築し、立ち回りました。

◆カプ・コケコによる強力なサポート201707242305247f6.png

ミミッキュ20170724230004be2.png+キノガッサ20161113205239a37.pngの並びが環境に一定数以上いたため、カバルドンを採用している以上それらへの解答は必須でした。
またパーティ単位で相手のカプ・コケコを軽視しがちでもあったため、汎用性を保ちつつこれらに対する役割をこなすことができる耐久振りのカプ・コケコを採用。
オボンのみはリフレクターと併用することで、キノガッサのタネマシンガンを筆頭に多くの物理アタッカーに対して行動回数を増やすことに貢献しました。

また相手のカプ・コケコやポリゴン2に役割を持つために採用した毒毒+羽休めは自信の性能を上げる他に、ボーマンダやゲッコウガの身代わり、ギルガルドのキングシールドとも好相性です。


シーズン6、お疲れさまでした。


〇同時投稿
【SM】シーズン5使用構築 眼鏡テテフ+木の実ランドロス【最終2159 - 6位】